今年の夏は猛暑で、新聞の報道によると死亡したり、運動している小中高生が、次々と倒れたりしています。息子は、小学5年生で、サッカー少年ですが、注意すべきことを教えてください。

熱中症とは、暑さの中でおこる障害の総称で、3つに大きく分けることが出来ます。
○熱痙攣・・・大量の発汗があり、水のみを補給した場合に血液の塩分濃度が低下して起こるもので、筋の興奮性が亢進して、四肢や腹筋の痙攣と筋肉痛が起こる。
○熱疲労・・・脱水によるもので、全身倦怠感、脱力感、めまい、吐き気、嘔吐、頭痛などの症状が起こる。体温の上昇は顕著ではない。
○熱射病(重症)・・・体温調節が破綻して起こり、高体温と意識障害が特徴。意識障害は、周囲の状況がわからなくなる状態から昏睡まで、程度は種々ある。
 足がもつれる、ふらつく、転倒する、突然座り込む、立ち上がれない、応答が鈍い、意識が朦朧としている、言動が不自然など少しでも意識障害がある場合には熱射病を疑う。
応急処置
 めまいがする、顔色が悪い、頭が痛い、おなかが痛い、吐く、足などのこむらがえり、全身がだるい⇒涼しい日陰に運び、衣服を緩めて寝かせる。風を送りイオン飲料を飲ませる。しばらくしても改善しない時は、病院へ。
 ふらふらしている、ボーとしているなど少しでも意識障害があればすぐに救急車を要請してください。
 倒れて意識がない、痙攣を起こしたときには、命の危険がせまっています。大至急救急車を要請して下さい。
 救急車が到着するまでの間、積極的に体を冷やす。水をかけたりぬれタオルをあてて扇ぐ。 
 上記に加え、氷やアイスパックがあれば、頚部、腋の下、足の付け根などの大きい血管を冷やす。
 予防が大切
帽子をかぶり、風通しよく涼しい服装を。
炎天下での激しい運動を避ける。
汗で失われた塩分と水分を補給する。
寝不足などで、体調不良のときは、運動を避ける。
車中に赤ちゃんを置き去りにしない。
ベビーカーは地面からの照り返しで暑い。

前田小児科 PC HP

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