小学2年(7才)の男の子ですが、ほとんど毎日おねしょがあり、布団がグッショリなります。治療を開始したほうがよいのでしょうか?

 幼児期の夜尿症は生理的な夜尿であるため、全く心配はありません。5才では7〜8人に1人がおねしょをします。しかし学童期以降に毎日認める夜尿症では、生活指導や薬物指導を開始したほうがよいでしょう。
○生活指導
○ 起こさない
夜間睡眠中に、夜間尿量を調節する抗利尿ホルモンが分泌されます。夜尿を防ぐため連日子どもを起こしていると、睡眠リズムが分断されて、抗利尿ホルモンの分泌量が抑制され、よくありません。
○ 水分の摂取リズムを習慣化する。
抗利尿ホルモンの分泌リズムをとるために、起床時から午前中の水分摂取を多くして、夕方以降の水分摂取を制限する。就寝時までに体内の水分貯留量を減少させることにより、夜間就寝後の抗利尿ホルモン分泌を増加させやすくなる。食物は塩辛いものは食べないで、多飲にならないようにする。
○ 冷え性タイプは暖めて寝る。
秋から冬の急激な冷え込みによる夜尿頻度悪化の予防のため、冷え性対策は、必要となります。具体的には、就寝時にゆっくり入浴すること、布団をあらかじめ暖めてから就寝すること、腹巻やソックスを用いて、冷え込みを最小限にできるように心がけましょう。
○ 排尿抑制訓練(がまん尿)
帰宅後、尿意を感じてトイレに行きたくなった時にすぐに排尿させず、ギリギリまで、排尿を我慢させ、その際の尿量を計量カップで、測定して、250ml.〜300ml.貯尿できるように訓練する。膀胱容量を拡大させる。
○薬物療法
夜尿に効果的な飲み薬や点鼻薬があります。
夜尿症は、大きくなるにつれ自然に治る傾向がありますので、子どもと親がよく理解し「起こさず」「あせらず」「おこらず」継続してよい生活習慣を身に付けていくようにしましょう。

前田小児科 PC HP

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